ロードバイク コンポーネントってなに?

自転車の動きをコントロールするための、駆動系とブレーキ系のパーツ群(変速機(ディレイラー)・ブレーキ類・クランク・ペダル・チェーンリング・スプロケット・ハブ・ボトムブラケットなど)をコンポーネント(通称コンポ)と呼びます。

解説

コンポーネントが違うとなにが変わる?

コンポーネントには種類やグレードの違いがあり、レース用から初心者用まで幅広いラインナップがあります。高級グレードになるほど軽量かつ高精度で、廉価グレードになるほど重く、レース用と比較すると精度は下がります。また変速段数も少なくなっていきます。

コンポーネントの特性によってロードバイクの走りは変化します。
ロードバイクにとってとても重要な要素です。

コンポーネント メーカー

ロードバイク用のコンポーネントを製造・販売しているメーカーは、有名なところですと「SHIMANO(シマノ)」「Campagnolo(カンパニョーロ)」「SRAM(スラム)」の3社です。

SHIMANO / シマノ (日本)

コンポーネント

1921年創業の日本のパーツメーカーです。シマノのコンポはロードバイク、マウンテンバイク、シティサイクルなどさまざまなタイプの自転車に採用されていて、コンポーネント市場では圧倒的なシェアを誇るメーカーです。

dura-ace
最高峰モデル

DURA-ACE(デュラエース)

レースシーンでも使用されるロード用コンポーネントの最高峰モデル

ultegra
ハイグレードモデル

ULTEGRA(アルテグラ)

上位モデル完成車などにも搭載されるハイスペックロードコンポ

105
レースエントリーモデル

105(イチマルゴ)

上位と並ぶ11速仕様のスペックで低価格を実現したレースエントリーモデル

tiagra
バリューモデル

TIAGRA(ティアグラ)

10速仕様ながら4アームクランクやレバー形状など、上位グレードと同じ機構を採用したバリューモデル。

SORA
リーズナブルなロードコンポ

SORA(ソラ)

魅力的かつ頑丈な9スピードコンポーネントです。

SORA
リーズナブルなロードコンポ

CLARIS(クラリス)

初心者のサイクリストに適しています。ライディングスタイルはレース志向ではないですが、簡単なスポーツ、ロングツーリング、カジュアルウェアによるタウンクルージング、日々の通勤に適しています。

TOURNEY
エントリーロードバイク向け

TOURNEY(ターニー)

軽い操作感とスムーズなシフティング
ストレスフリーな街乗り用ロードコンポーネント

CAMPAGNOLO / カンパニョーロ (イタリア)

1933年創業のイタリアの老舗パーツメーカー。デザイン性に優れており、シマノと比べると若干高価ながらカンパニョーロのコンポーネントにこだわるファンもたくさんいます。

superrecord
最上位グレード

SUPER RECORD(スーパーレコード)

カンパニョーロの最上位グレード「スーパーレコード」。チタンやカーボンといった軽量、高剛性な素材を多用しており、それまで最上位だった「レコード」を上回る質感と操作感が魅力。

record
セカンドグレード

RECORD(レコード)

スーパーレコードに迫る質感と操作感。ディスクブレーキや電子式グループセットもラインナップ

CHORUS
サードグレード

CHORUS(コーラス)

トップグレードの性能をそのままに、素材を変更することでコストを抑えた仕様。

POTENZA
ミドルグレード

POTENZA(ポテンツァ)

上位グレードに採用されるテクノロジーやデザインを採用しながら、素材を見直すことでコストパフォーマンスを向上。

CENTAUR
エントリーグレード

CENTAUR(ケンタウル)

ローレシオのギア比を充実させるなど入門者に嬉しい低価格帯エントリーグレード。上位モデル同様のリア11速変則。

SRAM / スラム (アメリカ)

1987年創業アメリカのメーカーで、マウテンバイクなどで使用されているグリップシフトというレバーを最初につくったのがSRAMです。ロードバイク市場への参入は2005年と比較的新しいメーカーですが、その高い機能性や独自のアイデアなどで大きな話題を集めています。

redetap
無線式電動コンポーネント

eTap(イータップ)

独自の無線システム「AIREA」を導入した無線式電動コンポーネント。

red
ハイグレード

RED22(レッド22)

ダブルタップテクノロジー。カーボンやチタンなどを積極的に採用し軽量化されたSRAMのフラッグシップモデル。

red
セカンドグレード

FORCE 22(フォース22)

レッドができる前まではスラムのフラッグシップだった「フォース」。デザイン性も高く軽量で人気の高いモデル。

RIVAL22
ミドルグレード

RIVAL 22(ライヴァル22)

ダブルタップテクノロジーの直感的な操作や正確な変速性能。SRAMならではの軽量さが魅力。

APEX
エントリーグレード

APEX(エイペックス)

10速仕様のエントリーモデル。エントリーモデルとはいえ十分な軽さと上位モデルと同じくダブルタップテクノロジーを採用。

コンポーネントのグレードの違い

コンポーネントには、レースにも使用されるような上級者向けグレードから街乗りに適した手ごろなものまで様々なグレードがあります。

上位グレードになるほど性能が良く、軽くて丈夫な素材が使われてる反面、価格は高く、細かな操作テクニックや脚力が求められます。

初心者や街乗りがメインの方にとっては、上位グレードよりも中位から下位グレードのほうが扱いやすく、ライダーの使用目的やレベルに合わせて選択することが重要になります。

コンポーネント違い

ギアチェンジやレスポンス

ブレーキ、シフト操作、ペダルの踏み込みなど上位グレードのコンポーネントほどレスポンスが良く、手足の感覚がダイレクトに車体に伝わり、気持ちよく操作できます。

特にわかりやすいのはギアの段数・変則のスムーズさです。
上位グレードになるほどレバー操作が軽い力で行え、変速機のレスポンスも良くなりスムーズに加速することは可能となります。また、ギア数も上位ほど多くなります。
路面のコンディションなどに合わせて選択肢を増やすことができ、より足にかかる負荷を調整できますので、疲れることなく効率的な走行が楽しめます。

軽さや剛性・耐久性

自転車は軽いほど坂を上る際やスピードを出しやすくなります。
また、通勤通学などで毎日長距離を走る場合は耐久性も重要な要素です。
上位グレードのコンポーネントは摩耗しにくい素材や表面の処理をしていたりするため耐久性も高く、長く使うことができます。
剛性の高いコンポーネントは脚の力が伝わりやすく、効率の良いライディングが可能となります。逆に剛性の低いコンポーネントだと、たわみなどが生じ運転しにくく感じる場合もあります。